2010/05/23

スタンドカラーのチュニック

送信者 A box of my things 趣味の箱

気分転換にチュニックを作ってみました。
布は去年買って放置してあったもの。娘のスカートと思っていたのですが、似たようなのを日本から送られてきたので止めてしまったのでした。
パターンはSimplicity 4190。10号サイズで補正無し。本当はウエストは12号に近いんだけど。

キルト地コーナーのコットンプリントだけど、やっぱり値段がよかったから縫い心地も着心地も悪くないです。スタンドカラーだから首の後ろが少し暑いかも。襟元をチャイナボタンかなにかで留めるとまた雰囲気が変わるのですが、今回はオープンで。

余った布でバッグも作れないかな。




襟元が寂しかったのでネックレスしたら見事に赤くなりました。汗もかいていたから金属に反応したみたいです。改めて金属装飾は鬼門と認識しました。zyratecを飲んでいても簡単にはアレルギーは治らないってことです。はあ。

2010/05/17

Illustrator CS3

ホルモンの嵐に翻弄される日々(いわゆるPMS)が続いています。今回の主な症状は集中力低下と背中の痛み。関節も少しやられてるかも。意味もなく泣きたくなる時もあって、思春期か!と自分で突っ込み、夫にも突っ込んでもらい、笑うようにして過ごしてます。

3インチのシリーズは今難題にチャレンジ中。Midget block #20のCircular sawののこぎりの刃の部分をピーシングしているところですが、なかなか進みません。今週中にできれば上等と思うことにします。

ちくちくと平行して、Illustrator CS3の攻略を始めました。夫のお下がりのPowerbook G4に入っているものなので、バージョンが低いのはご愛嬌。今やCS5の時代でしょうか。
夫も私もドローソフトはCanvas派だったのでIllustratorは敬遠していたのですが、もうCanvasは使えず(あらゆる意味で)、やむなく違うソフトに移行しようとしていたところでした。色々シェアウェアもトライアル版を試したけれど、夫はフォトショップとパワーポイントの併用に落ち着きつつあります。私はと言えばパワーポイントではもの足りず、かといってiWorksではお話しにならず、やっぱりIllustratorにお世話になるか、とオンラインチュートリアル巡りを始めました。そしたら、あら、意外と楽しいじゃないの。
キルトブロックのデータベース化とオリジナルのキルティングラインの保存が主な目的なので、まだ本来のソフトの機能のほんの一部しか使えてない状態です。もうちょっと精進したらキルトデザインとか、もっと野望を言えば夫の仕事の手伝いとか、できるようになったらいいんだけど。

2010/05/12

今日のブロック Honey bee


送信者 3" block series

Honey bee ハニービー、ミツバチですね。
コーナーの3つのアップリケのうち、両側に飛び出ているのが羽、コーナーにむいているのが胴体、そして真ん中のナインパッチのコーナーピースが頭になります。残る5枚のナインパッチピースで花のモチーフ、で完成のブロックです。
私がキルトを初めて習いにいった時の課題ブロックの一つでした。パトリオットの配色で作ったものはフロアマットに、青のチェックで作ったものは息子のクッションに、そしてこの3インチブロック。気がつけば増えてきたブロックです。
1840〜1890年代に好まれたブロックデザインです。初期のものではナインパッチではありませんでしたが、パッチワークとアップリケを組み合わせた斬新なものでした。端切れをうまく使っています。今の形になったのはおそらく1930年頃と思われます。古いデザインですが、最近時々目にするようになりました。配置の仕方では視覚効果のある今風のキルトも可能じゃないかと思います。

12インチのブロックを作る時は羽部分は片面接着芯をつかったアップリケ法を使いましたが、さすがに1/4スケールではそれも面倒で、何のてらいもなく、バックグランドに仕上がり線をひくやり方でアップリケしました。フリーザーペーパーを使ったアップリケが好きなのですが、今回はよく剥脱して断念しました。紙が悪かったのかしら。

さて、このブロックを6" block seriesにも加えるかどうか。嫌いなブロックではないけれど、基本的にパッチワーク中心ブロックのシリーズなので、微妙な位置付けです。心が決まるまで保留です。

2010/05/10

今日のブロック Pineapple


送信者 3" block series

Midget blockから    #5   Pineapple
代表的なペーパーピーシングブロックです。一番外側のピースが二股になっているところがいつものPineappleとは違うMidget blockならではのもの。
このデザインは1898年と世紀が変わろうかという頃に発表されています。この年号とパイナップル。決して無関係ではありませんでした。ハワイ共和国がアメリカの自治州(準州)になった年でした。おそらく作者は善意と歓迎の意味を込めてデザインしたのでしょう。ログキャビンのバリエーションで、ピーシング技法やミシンや道具の改良を経て、とても作りやすいブロックになりました。仕上がりサイズが3インチ角でもそれほど苦ではありませんでしたから。

今回は手縫いのみで作りました。1cmに満たない距離をミシンで縫って、次の布を置いて、またミシン、というのに耐えられそうになかったのです。土台紙ファウンデーションペーパーにはラッピングに使われるティッシュペーパー(花紙?)を使っています。薄く柔らかいので手によく馴染みます。

イチゴ狩りとワイルドギース

週末は半分予定通り、友人家族を誘ってイチゴ狩りに行ってきました。夫が風邪をこじらせたので、子供達と3人で出かけました。
場所は小学校のそばのWaller Family Farm、年々イチゴ畑が拡大してます。1 ポンド = $1.35はちょっと高い気がするのですが、楽しいし、子供達も大喜びだし、スーパーのパック詰めよりずっといい。
天気は上々、気温もそれほど高くなく、花粉症と日焼け対策さえしていれば絶好の外遊び日和でした。

送信者 family 2010

これでだいたい7ドル。半分以上はジャムにします。


夫はダウン、子供達は友達と遊びに出かけ、家族でお出かけの予定はなくなってしまったので、やりかけキルトを仕上げることにしました。
ボーダーのキルティングのパターンが決まらなくて1年くらい放置されていたものです。

送信者 My quilts

なぜ1年か。
そりゃ、これを作ろうと思ったのがDuke GardenでGeese chaceを生で見たからに決まってる。ワイルドグースチェイスWild goose chaceキルトです。
季節は巡って、もう少ししたらgoslingsの行列が見られるでしょう。楽しみです。

仕上がりサイズは12"x12"、ブロックサイズは2"x2"です。
私にしては珍しいミニチュアキルトになりました。インナーボーダーは祖父の浴衣だった布です。細かい亀甲紋の藍染めで、ここまで細くして入れると不思議な水玉模様になって見えました。バインディングは裏地を三つ折りにして端をくるむ方法で始末しています。裏地も無地の和布です。和布を使ったことに特に意味はありませんが、アメリカンコットンと縫い味が違うと感じました。

2010/05/07

今日のブロック Providence


送信者 3" block series

Providence blockとも。 プロヴィデンスはケンタッキー州(ロードアイランドではなく)の小さな町にちなんで名付けられています。歴史はそれほど古くはなく、100年ほど前に発表されたものらしいのですが、出典は分かりませんでした。100年前なら何か記録は残っていそうですが、ネットだけではやはり限界がありました。
5パッチの構成で、ペーパーピーシングで作りました。6インチの方でも作る予定ですが、配色をどうしようか考え中です。

と言いつつ、ブロック作成は少しスローダウン。6”ブロックは1ブロックずつキルティングするので、そっちのデザインに力を入れたいな、と。シンプルなブロックほどキルティングラインに悩みます。16枚たまったら一度繋いでみます。

今日は90°Fまで上がりました。すっかり夏日です。週末はイチゴ狩りに行ってきます。日曜日は少し涼しくなる予報、期待してます。

2010/05/05

今日のブロック Le Moyne Star


送信者 6" block series

Le Moyne star またはStar of Le Moyne。代表的なパッチワークブロックで、他にもたくさんの名前とバリエーションを有します。レモンスターと日本語で表記されるため、果物のレモンのことだと勘違いされることもよくあります。といっても、日本語に限る話ではなく、アメリカでもフランス語になじみが無いキルターの間でLemon starと誤表記されることもあります。

このブロックはフランスの軍人であり探検家のLe Moyne兄弟にちなんで名付けられています。彼らはミシシッピー川の河口を発見し、探検の末、ニューオーリンズに入植しました。1700年前後、ちょうどウイリアム王戦争(北米植民地戦争)の最中のことです。キルト研究家によると、このブロックはニューオーリンズで命名されたのではないかと考えられているそうです。

とても有名なブロックですが、ノートと鉛筆で書き起こすには難ありなデザイン。コンパスかパソコンが必要です。よく似ていて、作成も容易な4パッチブロックにStar flowerがあります。そのうち3" blockのほうで紹介するかもしれません。

普通このブロックは隣り合うピースを対照的な配色にすることでデザインの妙を楽しみますが、今回はシンプルに緑の濃淡だけにしてみました。この緑はこの辺りの新緑の色です。4月の初め頃、森はこの色で染まります。でもそれはほんの一瞬。日差しが強くなるほどに緑は濃くなり、透き通るような色合いは失われてしまうのです。花粉で視界が霞むのもあるのでしょうが。

2010/05/04

今日のブロック Indian star


送信者 3" block series



Midget block から #2 Indian star

Indian star が最も一般的な名称ですが、Kansas city starとも呼ばれます。Sawtooth starのバリエーションの一つでもあります。そもそもキルトのブロックは配色を変えるだけでイメージがまったく変わってしまうので、一つしか名称を持たない方が珍しいのかもしれません。キルトデザインに合わせてもっと他にも名前を持っていそうです。それだけイメージを膨らませる余地のあるブロックだとも言えるのでしょう。
Midget block通りの配色になってしまいましたが、実は赤もオレンジもネイティブアメリカン文化においては好戦的な意味を持ちます。Cherokee族では赤は東を指し、血、成功、征服のシンボルでもあります。敵を倒し、自信を守る意味で戦では赤は大事な色だったようです。そう考えるとずいぶん挑発的な配色ですね、これ。

フリーザーペーパーピーシングで作成。1インチ以下のブロックをハンドピーシングで繋ぐのには少し戸惑いがあった(肩こり怖い)のですが、ミシンでダダダ、とお手軽に作れました。といってもゆがみが出たのも事実。ミシンは苦手です、ホントに。

2010/05/03

今日のブロック At the depot

送信者 3" block series
Midget blockから #7 At the depot

depotは汽車(とバス)の発着所のこと。ただの駅ではなく、列車が東西南北へと向かうターミナルを彷彿とさせるブロックです。

このブロックは1枚のhand-dyed fabric (charm pack 5×5インチ)から作っています。茶と青のグラデーションってものすごく微妙だったのですが、ブロックにしてしまえばこんな感じでしょうか。フリーザーペーパーピーシングで作ったので、小1時間で仕上がりました。ハンドピーシングではもっと時間がかかったでしょうね。


6”ブロックも作ったのですが、写真がいまいちでした。また次回。

2010/05/02

今日のブロック Ohio star

3" block seriesから

送信者 3" block series



6" block seriesから

送信者 6" block series



奇しくもmidget blocksの1枚目でもありました。midget blocksを3インチ(仕上がり)サイズに調整してこれまでのコレクションに加えていこうかと企んでみました。
6”シリーズと重なるブロックが出ても構わないし、大きさや配色の変化も楽しむつもりです。6”シリーズはクレヨンパレット、3”シリーズはバティックと雰囲気を変えているので、配色に行き詰まったときに切り替えるのにちょうどいいかも。

Ohio starは代表的なアメリカンキルトのパターンで、愛好者もとても多いブロックです。オハイオと言えば思い出すのはトレドの動物園。小さいながらも充実していて、小さい娘を連れて毎月訪ねたものでした。


小さいブロックはなぜかピンぼけになりがち。近すぎるのかな。撮り直して再アップの可能性大。

Midget blocks

先日ネットサーフして見つけたSentimental Stitchesさんにはすてきなフリーパターンがたくさん掲載されています。ミシガンのお店というだけで親近感が湧くのですが、古いキルトデザインの復元を積極的にされていて、どこかノスタルジックなパターンが、なんとフリー!で提供されています。
一番心を引かれているのは花のアップリケサンプラーなのですが、時間とお金が掛かりそうで、パターンだけダウンロードしていつかのために暖めています。

もうひとつ気になっているのがmidget blocks

大恐慌時代に作成されたサンプラーキルトの復元で、187まいの4-1/2インチサイズのブロックから構成されています。サッシング部分にそれぞれのブロックの名前が刺繍されていて、作成者のコレクター魂を垣間みることができます。記事によると、カルフォルニアに在住していた制作者は新聞に毎週掲載されていたキルトブロックを見て、自分で図案を描き起こして、ハンドピーシングで作ったそうです。
このサイトでは現在92枚が易しい作り方付でアップデートされています。アップデート頻度は今のところそれほど高くないので、全てを完成させるのは難しいにしても、自分なりのサンプラーキルトを作るのには恰好の素材といえるかと思います。

2010/05/01

ダーラム市空手大会

子供達の空手の大会がありました。今年が初参加、形部門だけエントリーしました。スパーリング部門は見合わせました。

2週間前に緑帯に進級したばかりの娘は新しい形に挑戦。ものすごいあがり症なりに、精一杯は出せたんじゃないかしら。参加賞をもらいました。
黄帯の息子は形部門、6−7歳の部で1位になりました。真剣に挑んだ結果ですが、自分の演武が終わったとたんにいつものお調子者に逆戻り。大会で笑いを取ってどうする。

緊張したけど楽しかったと言ってもらえて、親も誇りでいっぱいでした。