2012/08/01

Binding 裏地を使う方法

Bindingバインディング。キルトの端の始末のことです。日本語ではパイピング。でもアメリカでパイピングと言うと、また別の技法のことになってしまいます。バッグやクッションの縁飾りで使うパイピングコードを作ることを指します。
バインディングはキルティングの終わったサンドイッチの端を布でくるんで仕立てることを言います。いろいろな方法があるのですが、3種類ほど紹介しようかと思っています。

まず1つ目。
裏地Backingを表に畳み込んで始末する方法です。


 用意するのはキルトトップ(パッチワーク/アップリケ ワーク)、少し大きめサイズのキルトバッティング、トップより2インチ大きい裏布。
これはコースター用の小さいキルトで、縫い代込みで4インチ角です。裏布は6インチ角になります。バッティングはすでにトップと同じ大きさに切ってありますが、通常のキルトを作る時は、キルティングの後でトップに合わせてトリムします。
 ブロックのフィニッシュサイズに合わせてキルティングしています。
キルティング後、裏布をトップより3/4インチ大きめ(バインディングを細くしたい時は5/8インチ大きめ)にトリムします。
分かりやすいように線を引いています。
裏布を2回折ります。アイロンしてしっかり印をつけます。角を落とします。

包み方
まず角を折ります。切り落とした端はキルティングラインよりわずかに外側になります。

裏布を端から1回折ります。


実はこの写真、スティックのりでのり付けしてます。ウォッシャブルだから、後で洗って落とせます。便利。
もう一度内側に折ります。
角もきれいにカバーできてます。

あとはまつり縫いでかがります。
角は開くようなら2目ほど留めて下さい。








完成

完成、裏。

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