2011/03/25

震災お見舞い

おこのたびの震災と津波は、本当に言葉を失いました。
犠牲になられた方のご冥福を祈ると共に、被災された方々、ならびにそのご家族には、遠い地からですが心からのお見舞いを申し上げます。また、これ以上の犠牲がでなませぬことを強く強く願います。復興には時間かかるんでしょうね。建築物も土地も放射能も。

東北の海岸の港町は若い頃にご縁のあったところでした。もう15年以上も前の事ですが、春の穏やかな海も、夏の海も、よく覚えています。被災状況が中々入ってこなかったので、免れたかと期待したのですが、一番大きい被害のでた地域となってしまいました。
東京の両親には翌日になって連絡がついたものの、何かあったときにはすぐに駆けつけられない距離にいる事、実感してしまいました。

舞い込むニュースに軽い鬱状態になって、これじゃあいかん、とニュースをいったん断ちました。でも、世界中で同じように感じてる人がいるんでしょうね。あんなに時間とお金をかけて、過去の教訓も十分に心して、準備してきたのに、母なる自然は軽くそれを凌駕してしまいました。日本人としてのプライド、ずたずたです。住んでる場所や距離なんて関係ありません。それでも生きていかなければならないのだから、復興させなければならないのだから、まずは心の健康を取り戻し、出来るところからやるのだと、少し醒めてきた頭で考えています。

子供達の通う空手教室では、キッカソン(キックマラソン)で義援金を集めようという企画が始まっています。練習でキックを何回したか、それをお金に換算して寄付して下さい、黒帯未満組と黒帯保持者組で集まった金額を競って、負けた方が腕立て100回、と子供達の負けん気を煽るイベントです。換算方法は家庭次第。10回1ドルでも、20回1ドルでも、ご近所さんにお願いするのもあり、というところがアメリカらしさを感じました。
寄付は来月にレッドクロスを通じて送られる予定です。

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